決断力?直感力?
普段はかなり適当、というか流れにのってやんわりと過ごしておりますが、やっぱり必要なときには考えます。
特に今年はいろんな意味で一大決心をしてきたのでその浮き沈みの激しいこと激しいこと。
もう当分はこんな一年過ごしたくないや、というぐらいの勢いでしたが、また来年も悩ましい一年が続きそうです。
先日の同友会例会での日本フッ素・豊岡社長のお話にもありましたが決断力。
これほんとうに大事です。
ほんのちょっとしたミスが命取りになりますしね。
決断を先延ばしにすることは簡単ですが、結局どこかでしっかりと決めなくちゃいけない。
どうせ決めるのなら早く決めてしまったほうが精神的にも良いのでそうしたいんだけど、と、だらだら引き伸ばしてしまいます。
来年は早め早めに物事を考えて対処しよう。
会社は次のステージへ向かうのだ!
目標と目的を持つこと。
仕事においても生き方においても、最も大事だなぁ、と思うのが目標と目的を持つということ。
こういったものを持たずに行動するのは非情にもったいない、と思う今日この頃です。
目標はアップデートするもの
どんなことでも一度決めると必ずそのとおりやり遂げなきゃいけない、という感じに捉えてしまいますが、個人的には目標はあくまで標であって、必ずそこを通過する必要はないと思います。
「一度決めたら最後までやり遂げるべきだ!」なんてきくとどうしてもそのとおりに進まなくちゃいけない気もしますが、目的さえ見誤らなければ、目標は積極的にアップデートすべきだと思います。
というのも、目標なんてその時の考え方やタイミング、様々な条件のもとで変わってしまうことが多いからです。
例えば、登山をする時、予め計画(目標)を考えて、頂上(目的)を目指すわけですが、仲間が怪我をしたり、急な天候の変化によってコースを変えたり、持ち物を減らしたり様々なことが振りかかると思います。
ジョギングをしてもゴールは決めていますが、途中の体調や気温の変化によってペースを変えます。
全てにおいて、決めた道をそのとおりに通る必要はありません。
こう考えるだけでも随分と楽になるし、失敗する、という考え方にも陥りにくくなりますよね。
終わり良ければ、ではない
ただ目標をアップデートして、結果的にちゃんとゴールすればいいのか、というとそういうわけでもなく、1つ目標を変更したら先の目標も必要があればそれにあわせてしっかりと変更する。
過程を大事にしながらゴールへ向かう。
過程だけがいい、というのもダメだし、ゴールに辿り着くだけでもダメ。
すべてがきちんと回らないと意味がいない。
まずはゴール(目的)を考える
一体何のためにどこへ向かうのか、その結果どうなるのか。
そこから逆算して、柔軟に目標を考えていく。
こうすれば「ああなったから出来ない。」「こうだからできない。」といった弁解はできなくなります。
むしろ「これは出来ないけど、こっちらなどうだろう?」「それならこうすればいい。」といった前に進む考え方でしか答えられなくなってしまいます。
例えば、うちの場合、次のようなお客さんの仕事は原則お断りします。
- とにかく全部丸投げ
- とにかく安く
- 目的の見えない仕事
偉そうなこといってるな、と思われるかもしれませんが、そうでもしないと無駄な作業ばかりが増えてしまい、結果としてお互い不幸な事になってしまいかねません。
もちろんいきなり断ることはしません。
まずはお客さんの話を聞いて、その後こちらから提案します。
落とし所を見つけて、協力して頂けるようであれば別ですが、そうでない場合は「無理です。」と。
これは過去に自分が経験した結果からこういうやり方になっているので、間違えているとは思えません。
上の3つの条件の場合、ほとんどは結果として目的が何なのかわからなくなってしまいます。
ウェブサイトを立ち上げることそのものが目的になってしまい、それをどのように活用して、ビジネスにつなげていくのかは不明瞭なものになっています。
常に意識して目標を設定しよう。
出来ない目標を立てる必要はないと思いますが、少しだけ、目標は自分の手が届くか届かないか、ギリギリのところに置くのが楽しいと思います。
クリアできる目標はただのタスクです。
目標よりもずっと下。
そんなタスクに振り回されないので、自分の目標をしっかりもって行動したいものです。
目指す社内業務の効率化。
来週辺り、どこかで社内向け(一部社外の方も参加しますが)のIT講習会を開催する予定。
中小零細企業の方には比較的役立つ内容かなぁ、と考えられるので、一体どんなことをするのか、カンタンにまとめていきたいと思います。
効率化のための5つのツール
Chatworkでメールを減らせ!
社内の連絡ツールといえばメールやSkypeなどがメジャーですが、一対多のやりとりやグループ化など、Skypeでは管理しにくいし、メールなんて既に過去の遺物だと思います。
時系列に並べるとスパムメールやメルマガ、MLの嵐でわけがわからない、スレッド表示にすると時系列が狂っている。。。
必要なメールを探すだけで無駄な時間を過ごしていますよね?
そこで登場、Chatworkです。
履歴がカンタンに追える、検索もスムーズ
メールの場合圧倒的に履歴を追うのが困難です。
社内だけのルールを作っていたとしても、かならずイレギュラーなものは出てきますし、外部の人が入った場合にはメールのルールなんて無視されてしまいます。
とくに表題に「◯◯です。」とだけ書いて一体なんのメールかわからないことや、何度もこまめに送ってくることなど。
Chatworkの場合、昔からあるチャットシステムの延長なので、できる事もシンプルです。
- 時系列にそって書き込んでいく
- チャットグループを設けて、プロジェクトによってチャットを分ける
- カテゴリを作って、メンバーやグループチャットを見やすく分類する
- ファイルを共有する
たったこれだけのことです。
さらにスマホ対応してくれたことで、いつでもどこでも確認できます。
検索は通常は串刺し検索ですが、チャットだけ、ユーザーだけでの確認もできますので、誰がどこで発言したのかもわかりやすくなっています。
さらに検索も速い!
タスクを管理!
一番大事なのはこのタスクの管理。
プロジェクトごとにメンバーへ「何時までに」「何をスべきか」タスクとして割り当てることができます。
いろんなツールであれこれ管理するよりも、ひとまずChatworkを見ることで今何をスべきかわかる、というのが大事です。
社内のスタッフだけではなく、社外へのスタッフへの指示も出しやすい。
未読のメッセージやタスクはその数が常に表示されているので、確認せざるを得ない、というあたりもツボをついています。
Skypeでグループ会議
Skypeを使うことで、外部スタッフとのミーティングもはるかにスムーズになります。
誰がどこにいても、みな同じ場所に集まっているようにミーティングができてしまいます。
有料のSkype Premiumではグループビデオ会議やグループ画面共有など、さらに高機能なものが用意されています。
電話を使うわけではないので、通話料を気にすることもなく、しっかりとしたミーティングが可能です。
Dropboxで「あ!忘れた!」を防ぐ!
USBメモリなどを忘れてしまってもDropboxがあれば心配ありません。
必要な書類は全て放り込んですべてのマシンで共有。
オフィスのデスクトップと出先で使うノート、外出時のスマホなど、どのデバイスでも最新の情報が確認できます。
必要な書類はお客様へリンクURLを送ることで、商談もスムーズに進めることに繋がりますよね。
営業ツールとしてカタログをお見せして、必要とあらばその場でファイルのリンクを送る。
このスピーディさが必要です!
Googleは味方!
とくにGoogle CalendarとDocsを重宝しています。
Gmailに関しては使ってはいるもののバックアップ程度なので。
Calendarですべてのスタッフとスケジュールを共有。
今日誰がどこにいて、何時帰社予定なのか確認できますよね。
Docsにいたっては、ウェブサイト構築でよくあるデバッグの指示/管理など書類をやり取りしていると、かならず発生する先祖返りを極力無くすことができます。
書類を共有し、同時にログインすることでどのデバッグが完了して、現在の進捗はどの程度なのか、わかりやすく出来ますし、書類の中にコメントを残していくことで、各フェーズの内容を詳細に確認していくことも可能です。
履歴も残せるので、勝手に消されても戻せますし、デバッグ管理ツールとしては最強なものかと思います。
他に修正指示なども書き込めるので、より具体的な指示をいちいちPhotoshopなど立ち上げることなく可能です。
Boxをつかってファイルを共有。
Dropboxなんかとかぶってしまいますが、こちらは外部ストレージとして活用すると考えてください。
宅ふぁいる便など、数多くのストレージサービスがありますが、何より使いやすい。
ブラウザへドラッグ&ドロップするだけのカンタンファイルアップロード。
共有のためのリンク取得もカンタンで、各ファイルに何をやってほしいのか、タスクを書き込むことまで可能だったりします。
しかもキャンペーン等でたまにストレージ容量50GBプレゼント、なんてこともやってますので、タイミングを見つけたらすぐ!って感じですね。
そしてゲストの方でもコラボレーションという機能で、自由にアップロードできます。
もちろん権限の変更ができるので、見るだけ、ということにも。
あっちこっちでファイル共有するよりも、よほどわかりやすくていいですよね?
そして全てを活用するには。
結局のとこChatoworkに必要なデータを一元化していくことになります。
ちょっとしたデータであればChatworkのフィアル共有でも十分ですが、あるい程度ボリュームが出てくる場合はBox.netを使って共有のアドレスだけリンクしておく、Skype通話の議事録をChatworkに残してみたり。
って、結局Chatwork便利すぎ、って話になってしまいますが、やはりこの辺りはうちのように小さい会社だから導入も楽だったわけで、大きな組織では社内の稟議を通すだけでも大変だろうなぁ、とは思います。
業務の効率化には。
こういったサービスはあれこれ使ってその場で終わらせるのではなく、どうやってそれらを有機的に繋いでいくかがポイントになってきます。
これ以外にもiPhoneユーザー向けにはiCloudがありますし、個人的な情報収集/管理ツールとしてはEvernoteなど。
有機的に繋ぎながらどこへ落とし込んでいくのか。
落とす場所は人によってそれぞれだと思いますが、Chatworkの導入により、随分と整理された感じはあります。
そしてスマホの活用。
スマートフォン、Phoneという名前が邪魔して電話、というイメージで捉えがちですが、超小型の超絶便利なパソコンです。
iPhoneだけで企画書も作れますし、プレゼンまでできます。
こういったデバイスの使い方も効率化には欠かせないものになっています。
こういったことを社内IT講習会で話します。
ここに書いたことほぼそのまま話すと思いますが、事前の予習としては十分ですかね?
食う、寝る、遊ぶ。
その昔、日本がまだバブルに浮かれていた頃、日産セフィーロのCMで「くうねるあそぶ。」をキーワードに井上陽水がCM出てましたね。そしてサマーウォーズでは栄おばあちゃんが「いちばんいけないのはおなかがすいていることと、独りでいることだから」と。
食べること
僕はデザインという業界にいますが「ちゃんとしたものをちゃんと食べる」ということがほんとに大事だなぁ、ということをこの年になって痛感しています。
若い頃は菓子パンや適当なお惣菜、外食ばかりでも勢いでやっていけますが、それは命というか創造力の前借りのようなもので、そんな生活をいつまでも続けていると身体にも脳にも良い訳ありません。
砂糖の塊のようなお菓子ややたらと塩分ばかりのお菓子をぼりぼり食べながら仕事するのは論外で、その上多量の酒やタバコも、となるとね。
もちろんそれでバリバリやってる人がいるので全否定はできませんが、長くこの仕事を続けようと思うのなら歳とともに食生活はしっかりと見なおしていきたいものです。
寝ること
やっぱり若い頃は明け方まで仕事したりしてましたが、ここんとこは夜は9時前後には帰宅、遅くとも11時前には会社を出ています。
深夜まで作業するのは年に数回なので随分と身体は楽になりました。
そのかわり、急ぎの時は朝早めに出社するなどして対応することで、殆どの場合問題なく対応できています。
夜早く眠ることで、昼間もコンスタントに作業に集中でき、結果として作業全体のパフォーマンスがアップします。
その上夜も早く帰ることで自分の時間ができるので、ジョギングなどをして楽しめるようになりました。
生活のリズムが安定することで、日常のメリハリもつけやすくなり、以前のように考えこんでしまったり、くよくよすることも少なくなります。
休みは寝る時間を惜しんでまで仕事をしなきゃいけない、というのはそもそも仕事の進め方に問題があるんじゃないか、という気がします。
遊ぶこと
昔のように朝まで馬鹿騒ぎするようなことはありませんが、休みの日は家族と買い物に出かけたり、自宅でのんびり好きな海外ドラマや特撮、アニメ、ジョギング、読書など穏やかに過ごしています。
もともと外で活発に動くタイプでもないので、こうやって自分のペースで過ごせることが一番の気晴らしになります。
とくに買い物に出かけたりすると、電車の中やお店などで新しいネタを見ることができるので、普段自転車通勤の僕にとっては新鮮なものです。
たいしたことない日常のありがたさ。
上に書いたようなことはたいしたことではないんですが、アタリマエのことが当たり前にできているかいないかは大きな問題だと思います。
常に何かに追いかけられているような感覚やプレッシャーは判断をにぶらせることにもなります。
忙しすぎて遊べない、眠る暇もない、ではストレスが溜まる一方で、生産性はどんどん悪くなります。
今後スタッフを雇用することになるのであれば、上のことがどれだけ守れるかわからないですが、栄おばあちゃんの「いちばんいけないのはおなかがすいていることと、独りでいることだから」というのを肝に銘じて、まずはしっかり食べられることを意識しながら、経営者としてしっかりと進んでいきたいと思います。
学内企業説明会に初参加
今日は母校でもある創造社デザイン専門学校での学内企業説明会、というものに初参加。
緊張してなんかかなりテンパってしまいましたが(´・ω・`)
もっと話し聞きたかったんですがごめんなさいね。
でもいまの学生さんたちってすごい真面目で、見ているこちらの態度が引き締められる思いでした。
「課題が多いからこの学校を選んだ。」って言葉を聞いたときはびっくりしましたよ。
僕なんて何も考えずに「Macとディスプレイとネットの勉強ができるし、夜間は学費が安いから。」という理由でしたからねぇ。
入ってから課題の多さにメゲそうになりました(・∀・)
でも世代に関係なく国際ワークショップの話ができて、共感できたのはすごく嬉しかった!
あのワークショップがあるから創造社デザイン専門学校は素晴らしい、と思いますね。
今度は10/11にブリーゼタワーでの面談に挑戦です。
また新しい出会いにワクワクします!