PPnR inc.

デザインやネットショップ、40歳から考えたい話題や趣味の話

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SkypeとChatworkとGoogle Docs。

今までいろんなウェブサービスツールを試してきましたが、SkypeとChatworkとGoogle Docsで、今の自分が必要とする環境を手軽に構築できる、ということで簡単にまとめました。

プロジェクトの管理はSkypeとChatworkとGoogle Docsで効率化。

Chatworkでメールを減らす!

現在案件の進捗管理や情報の共有などに一部Chatworkを導入しています。
メールの場合履歴を追いかけたりすることに苦痛を生じることが多々有り、サブジェクトなどで工夫するものの、なかなか思うとおりにはなりません。
ましてや、お客さんから送られてくるメールのタイトルは様々ですし、古いメールに返信されると、スレッド表示にしている場合は見つけるのに手間がかかる。。
さらに大量にやってくる迷惑メールや日に何件も何件もやり取りするメールの中でどうしても重要なメールが埋もれてしまうこともありますし、そもそもメールを開くという作業自体めんどくさい。
他に、メールは誤送信やウィルスの添付などなかなかリスクは多いものです。
Chatworkの場合、発言を時系列で追いかけられることと、プロジェクト単位でチャットを作ることができ、タスクの割り振りやファイルの共有など、一元化できてしまうのが便利です。
当然個人やグループ毎に発言の検索もできます。
万が一違うチャットで間違えて書き込んでも削除できるし、間違えた場合は編集できてしまう辺りも(・∀・)イイ!!
チャットのグループに追加されていれば、毎回CCやBCCで送る手間も省けますし、直接関わっていない案件でも流れを追いやすく、引き継ぎなども随分と便利になります。
イデアを書き込んでみたり、従来のメールではちょっと書きにくいようなことでも気軽に書き込めるのも良いことだと思います。
チャット毎にタスクの割り振りもできるので、誰が何時までに何をするのか、ということも管理しやすくなりますね。
スマートフォン向けには専用のアプリが出ているので、返信の際にBCCでやり取りすることがなくなるのもありがたい。
Chatworkだけでもある程度会議はできてしまうので、時間と場所の制約は随分と楽になりますね。
もちろんChatworkで全てが解決できるわけではありませんが、今までの苦労を十二分に補ってくれるサービスだと感じます。

Google Docsで履歴も含めたドキュメント管理!

サイトマップや進捗状況、修正箇所など、エクセルデータのやり取りは必ず情報のアップデートで問題が生じます。
古いファイルを送ったり、複数人で進捗や修正確認するときなど目も当てられない状況に陥ります。
そこで、Google Docsでのドキュメント管理。
Docsを共有することで、アップデートや履歴の管理も圧倒的にと楽になります。
なによりデータを一元化し、整理できるのでエクセルデータ地獄には陥りませんよね。
エクセルデータの共有ミスはデータそのものをメールでやり取りしてる以上はかならず起きます。

Skypeでどこでも手軽に音声会議!

そして、必要に応じてSkypeによるビデオもしくは音声会議。
議事録はそのままChatworkで書き込んで終了。
Skypeはログがハード側に保存されることや送られてきたファイルがどこにあるのか、あとになって探すのが面倒で、どうしても積極的にチャットを活用できない理由でもあったんですが、Chatworkとの併用で解決。

可能性は広がる!

実際に上記の環境で打ち合わせなどを行なってますが、とにかく楽だし捗る。
もちろん顔を突き合わせて無駄話しながらの打ち合わせも大好きですけどね!

友人や仲間とのグループ討論にはFacebookも。

Chatworkは、個人的にはどちらかと言えばビジネス寄りで、もっとプライベートなことはFacebookのグループを利用しています。
Chatworkでもいいんですが、そこまでがっつり使わないのであれば機能的にはなんの問題もありません。
なにより無料で使えるので気軽に使えますよね。

Facebookページは中小企業のサポーター。

無料で使えるFacebookページ。
急に仕様変更することで有名なFacebookですが、企業の広報、という位置づけにおいてこんなに便利なものはありません。
災害時の情報共有や安否確認など、積極的に活用することもできます。
もちろん自社の宣伝活動にも!

最後に

このようなウェブサービスなどを利用するにあたって賛否両論あるのは当然で、何時どうなるかわからないサービスなんて使うより、たとえレガシーであっても従来のやり方のほうが安心だ、という方もおられるとは思います。
ただ、うちのように小さな会社であれば社内のコミュニケーションや外部スタッフの方との連絡のやり取りなど、メールで行うよりもはるかに気軽ですし、電話で言った言わないのやりとりも減少します。
会社で僕が不在のとき電話があったとしても、Chatworkで僕あてに電話するようタスクを送ればいいだけ。
とにかく面倒くさいことを減らしたい、というのが僕の考えで共感できる人は一緒に楽しめばいいし、できなくても従来通りのやり方でやり取りすればいいじゃん、とこのやりかたに固執しているわけではありません。
会社もホームページをなくして、Facebookページだけにしようかと割と真面目に検討しております。
とにかく出来るだけ会社をフットワーク良くするためにはどうすればよいか、を考えながら試行錯誤してたどり着いたこのサービスたちでした。

小さな目標を持つことで、大きく意識が変わること。

5月の連休明け、中小企業家同友会の経営者仲間の方々と一緒に車座を開きました。
まぁ、詳しい内容はともかく、最終的には「あまりにもネガティブだ。もっと考え方変えないと。」ということに。

とはいっても40年近く生きてきた自分の生き方を一変させるのは大変です。
そこで、まずできることから、少しづつ、少しづつ変えてきました。
まだまだ、途中経過ではありますが、1ヶ月おきに新たな行動を追加したり見なおしたりしながら、この2ヶ月あまりの内容を備忘録として。

最初の取り組み:Facebookでの発言を見直す

自分ではあまり意識していなかったのですが、Facebookでの発言自体に問題有りでした。
曖昧な内容だったり、愚痴ぽかったり。
まずはそれを変えてみよう、ということで自分の中で3つのルールを作りました。

  1. 朝は挨拶をする
  2. 前日にあったいいことを3つ書く
  3. これからの目標やなんかを手短に書く

といったものです。

些細な事なんですが、毎日の生活なかでだらだら過ごすだけだったのが、どんな小さな事でもいいので目標を持って過ごすことの意義が少しづつわかってきます。
あと、自分で気がついてなかったんですが、ポジティブな発言が増えてるようです。
最近はたまにですが、朝の書き込み時に「朝の1曲」ってなかんじでYoutubeから良さ気な曲をリンクしてます。
これも1日を楽しくスタートさせるための、新しい取り組み(目標)かもしれませんね。
なにはともあれ、日々是好日、ということで毎日が楽しめるようになりました。

2つ目の取り組み:生活習慣の見直し

会社を始めるより前から、ある程度規則正しいものにはなってましたが、5月以降はほぼ0時前後に就寝、朝は日によって違いますが、6〜7:30頃起床。
これは会社が休みでも殆ど変わりませんが、極稀に前日遊びに行ったり、次の日休みだからと深夜まで映画みたりすることがなければ、ほぼ一定したものです。

お陰様で、朝早い段階から夜まで、コンスタントに集中力も持続でき、仕事が捗るようになりました。
午前中は8時頃から仕事始めてもメールと電話のやり取りだけで終わってしまうこともありますから、その開始できる時間を早くすればその分仕事も早く終わって、別のことを考えたり、勉強したり、好きな海外ドラマを視聴する時間に割り当てられます。
で、家に帰ったら一切仕事しないので、重たいMacを毎日持ち運ぶ必要もなくなりました。

3つ目の取り組み:食生活の見直し

ほとんど外食しませんが、朝ごはんと昼ごはん、間食を見直しました。
朝:カフェオレとたまに自家製のケーキがあれば食べるぐらい。
昼:基本的におにぎり2つですが、たまに友人や取引先の方とランチ。
夜:ほとんど自宅ですが、たまに友人や取引先の方と。

昼は以前はお弁当でしたが、食べた後の眠気もなくなり、適度に糖分補給もできるので、調子いいです。
また、無駄な砂糖を取らなくなったことで(?)ずっと鼻水星人だったのが、今のところ落ち着いてます。
どうしてもお腹が空いたときは豆乳やアンパン食べますが、週に1回ぐらいです。

4つ目の取り組み:ジョギング

一番大きな変化はこのジョギング。
まだまだにわかジョガーですが、まずは2ヶ月、ほぼ毎日走ってます。
はじめは1km走って、というか途中歩いたりしながら、家に帰り着くと喘息もあって死んでましたが、今は2kmまではどうにかこうにか走れるようになりました。
たった1km、2kmかもしれませんが、20年近くまともに運動していない人間としては、すごい進歩です。
まず走り方を身体が忘れている、という事実に驚愕したぐらいですから。。

とにかく、子どもの頃から体育が大嫌いで、その中でも走るのは3本の指に入るぐらい嫌いでしたが、そんな自分が走りはじめたんですから、驚きです。
走れないときは、事務所から自宅まで歩いたりして、できるだけ毎日運動するようにしています。

おかげで、夜は早く眠れるし、熟睡でき、寝起きも悪くない、むしろ走らないと気持ち悪い感じです。
さらに食生活の見直しと併せて、少し痩せたような気はします。
ポジティブになりつつあるのはジョギング効果もあるのかもしれませんね。

これからの取組み。

まだまだ改善すべきことは多いかもしれませんが、小さな目標として「年内には5km完走」を目指します。
あとはネットショップの運営など、自分の思うことをまとめて、ちょっとしたセミナーでも出来ればなぁ、と。
また、これからは仕事はもちろんですが、できるだけ多くの人の前に立って、発言し、より多くの方に共感していただけるようなことを発信していこうと思います。

考えが言葉になり、言葉は行動になり、行動は習慣に、習慣が人格になり、人格は運命を形作る

最近の座右の銘です。

また、株式会社PPnRには以下のコンセプトがあります。
We think about the R between the P and the P.
R:Relation、Rebuild、Redesign、Reduce
P:Person、Products、Place、Play、Pleasure、Participate
このコンセプトに忠実に、すこしでも多くの関係性を改善、還元できればとおもいます。

そして、3期目の今期は正念場です。
「Getting better begin to make it better!」
まだまだ大変なことも多い毎日ですが、今まで以上に目標に向かって前に進んでいきます!

ノスタルジックマーケティングに思うこと。

WBSで上記のキーワードが出たお陰で、うちのようなサイトにも訪問者がチラホラと。
ぐぐってみるといい感じの位置につけてますね。


それはそうと、多分というか、確実に団塊世代と、その子供たちがこのターゲットになっているかと思うんですね。
40半ば〜50代にかけてはノスタルジックマーケティングというよりもバブルの体験が強烈だったので、それ以前の子供の頃よりもずっともっとお金をかけて派手な遊びをしていた。
実際にバブル世代の方と話していると、子供の頃の話よりも当時の話のほうが圧倒的ですよね。
豊かな日本になる前にオトナになっているので、当然っちゃあ当然なんですが。


例えば、僕が子供の頃(小学校〜中学校)に流行っていたものってなんだったかなぁ、と振り返ってみると。。。

もっといっぱいあるんですが、書ききれないので、ざくっとこんなもんでしょうか。
地域によって細かく流行は違うと思うのですが、僕の通っていた一般的な公立の小学校、中学校だとこんなもん。


で、今、まさにこういったところをターゲットにいろんなモノがどんどん復刻・リニューアルして、僕らは嬉々として手に入れられるわけですが、素直に喜べるかというとそうでもない。
中には遊ぶ場所や金銭的な理由で素直に喜べないものもありますが、子供の頃に手に入れた喜びと違って、そこに未来が感じられないというか、斬新さとか、実際に手にしてみるとなんか違う、と。


自由に使えるお金が増えて、あれだけ欲しかったものを簡単に手に入れられるようになっても、そこで終わってしまう。
共感して手に入れるけど、共有まで行かない、というか、すごく覚めてしまっている部分もあります。
WBSで話してたようにシャワー効果なんてほとんど期待できないんじゃないかなぁ、と。
子供には子供の遊び方がるわけですし、親が遊んで楽しかったものがそのまま子供たちが楽しめるかというとそんなことはありえないんじゃないかと思います。


さらにぼくらの置かれている立場。
つい最近も氷河期世代のフリーターの割合が話題になりましたよね。
いろんなところで囁かれていますが、これから社会保障もどうなるのかわからない時代、企業の論理だけで物が売れる、そんなことはありません。
これは団塊ジュニア世代だけの問題ではなくすべての世代に共通して言えることです。
無茶なマーケットを作って、強引に売れているように見せかけて、多少売上が伸びても企業の業績が大幅に回復するようには思えない。
だってユーザーが欲しいと思ってないものを作ってどこかが無理やり売れてるように見せかけるだけですから。


企業が後ろを向いて過去に掘り当てたマーケットを再利用するようでは、この先ますます日本の企業がダメになってしまいそうな気がします。
だからといって射倖性を煽るようなものもどうかと思いますが。


企業にはあの頃にあったものがただプロダクトを提供していただけなのか、それ以外にもっと何かを提供していなかったのか、安易に「ノスタルジックマーケティング」なんて言葉でごまかさないで、もっと考えてもらいたい。


企 業:売れないから売れていたあの時代のものを掘り返してもう一回出してみよう。
代理店:あ、それって「ノスタルジックマーケティング」っていいかえられますよね〜。
企 業:新しくなんか造んなくてもいいし、どっかに金型転がってるだろ。
代理店:いいっすよねぇ、僕子供の頃遊んでましたよ〜
あほか。
まぁ、上のようなやり取りはあるわけないと思いますが。。。


例えば、ぼくはラジコンを買って遊んでいた。
そこにあったものはラジコンを中心とした友人たちとのコミュニケーション、ラジコン持ってない子でを貸して一緒に遊んだりして、その輪は年齢を問わずに広がった。
当然年上の子は僕らよりもっと知識を持っていたので、いろいろ教わった。
難しいことやわからないことがあれば父親に聞いて、お小遣いが足りなくなれば母親と交渉して、たまにはお手伝いをして。
もっと高いものは誕生日やクリスマスにおじいちゃんやおばあちゃんにおねだり。
少ない小遣いの中でラジコンの雑誌を買ってはみんなで回し読みして、あれやこれやと話し合う。

与えられたのではなく、自分たちで探し求めたから楽しかったし、おおいにやられてしまうこともあった。。


あくまで個人的な意見ですが、正直この「ノスタルジックマーケティング」ってのは好きになれない。
温故知新とかそういう問題じゃなくて、ただ古いものを引っ張り出してリプレイスしているだけって感じがつまらない。
企業はもっと前を向いて歩くべきだと思うんだけどなぁ。
感傷に浸るわけでもなく、後ろ向きになったり、俯いたりするわけでもなく、もう一度あの頃の日本を取り戻そうというものでもなく、枯れていく日本の中でどうやって新しい活路を創りだしていくのか。
企業も今の時代に合わせた創造性ってのが必要なんだとわかっていても、自らが細分化しすぎたニーズに嵌っている気がします。。。


どうなんでしょうね、日本と日本の企業。

ノスタルジックマーケティングって、結局のところ企業の敗北宣言なんだろうか?

ちなみにマーケティングとは

「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその商品を効果的に得られるようにする活動」の全てを表す概念である。

Wikipediaより


ということなので、「顧客が真に求める商品やサービス」を「効果的に得られるようにする活動」ということは、既存の商品やサービスは顧客に求められていないうえに、顧客は効果的に得ることが出来なかった、ということですかね?


残念ながらイノベーション起こせませんでした、なので過去の販売手法や商品を再度利用し、まずは当時の人たちをターゲットにします、これは若者の◯◯離れが原因なのです、と。
でも今の30〜40代は当時のノスタルジーに浸ってる余裕ないと思うよ。


でもAppleはこの10年以上、常に新しい分野を切り開いてるんだよな。
技術自体、目新しいものではなかったけどジョブスは「ほうら、お前らこんなの欲しかっただろ?俺作ってやったからありがたく使えよ。あ、お布施忘れんな。」って琴線をついてきた。
カラフルでお洒落で可愛い初代iMac、これはパソコンと言う概念をぶち破った。
何全曲もの音楽をポケットに入れて持ち運べるiPod、そのiPodに電話や高機能なカメラがついて、ユビキタスなネットワーク環境を実現したiPhoneiPadiCloud
いつでも好きなときに音楽や映画を手に入れることができるiTunes Store
誰でも最先端の講義を受講できるiTunes U、出版ならiBooks
ただのプロダクト以上にその洗練された見たこともないデザインはその魅力を十二分に発揮し、あっという間に世界中が虜になって、もはやそれなしの生活は考えられないぐらいになった。
まぁ、信者なのでAppleしかでてこないけど、残念ながら今のAppleに昔ほどの魅力は感じなかったりする。


少し前までのAppleやかつてのSony、その他の日本メーカーにあったのは、それがあることによって、どれだけ生活が豊かになるか、どうかわっていくのか、ライフスタイルの提案であって、憧れを具現化する、ということだったのかな。


僕が小学生の頃(80年代)にあった高揚感というのはそういう憧れに近づいていける感覚というのが半端じゃなかったんだろうなぁ。
うちの祖父は新しいもの好きだったので、まだみんながカメラで撮影してる中、ビデオカメラを購入して、運動会とか家族旅行を撮影してたしな。
大きな憧れを自分たちの力で一つづつ手に入れていた。
値段も安くなかったので、そう簡単に手に入らなかったし、そのぶん手に入れた時の興奮はすごかった。
それが生活の豊かさにつながったかどうかはわからないけど、夢を現実にすることへ一歩近づいた感覚はあった。


僕の場合はパソコンやファミコンを通して音楽を作り、CGを作ったり、複数のビデオデッキを使って映像を編集したり。
子供ながらこれが現実にできるんだなぁ、という興奮は、今の自分を形成しているものだ。
それが結局一人で何でもやってしまう、という悪癖に繋がるんだけど。。。
当時憧れたプラレス3四郎の柔王丸はかなり現実的なものになってるし。


今はデフレが進んで、どんなものでも安く購入できて、小さな所で満足できてしまう、お金はないけど既にある意味豊かになってしまった、良く言えば「足るを知ってしまった」国の中では新しい魅力的なライフスタイルの提案というものは難しいもんだろうか、とWBSをみて思いました。


http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/newsl/post_17375/

CMSあれこれ。

弊社では長い間NucleusをメインのCMSとして使ってきましたが、昨今のNucleus周りの動きを見ている限りではもひとつ盛り上がりに欠けることや、プラグインなどのアップデートが止まってしまっているものもあり、そろそろ考えなおすべきタイミングだなぁ、ということでWordpressをメインのCMSとして切り替えて行くことにしました。

やるならいましかねぇ。

メインとなるCMSを切り替えることはなかなか難しい判断ではあるんですが、今まで以上のお客様への満足度(サービス)という点で考えると判断しなくちゃいけない。
ただCMSを切り替えたとしても過去に作ってきたノウハウは確実に貯まっているので、それをどのようにアウトプットしていくのか、その先が変わっただけです。
過去に製作してきたCMSとしては

その他のシステムとして

などがあります。
やはり一番多いのはMovabletypeで2.6あたりから使い始めていたので8年前後ぐらいですか。
当初は日本語キットの導入とか面倒だったのが懐かしく思います。。
それぞれのCMSにおいて様々なカスタマイズを施してきたので、どれを使ってもほぼ同じように構築できるわけですが、現時点では再構築の手間がなく昨今のスマートフォンなどへの対応力も強いWordpressがベストな選択かと考えました。
すでに多くの方がWordpressで構築されているので、随分と出遅れた感もありますが、それは過去の経験が補ってくれるはず。

MovabletypeWordpressNucleusと。

簡単にいえば、仕組みとしてはMovabletypeだけが静的なhtmlを生成するという一点において他2つと異なります。
強引ですが、テンプレートの仕組みやなんかはほぼ共通です。
というか、個人的にはどのCMSを使っても同じような組み方をしているので、若干方言が異なるだけで大差無いんですよね。
もともとCMSMovabletype 3.xxの頃に一番勉強していたので、当時の使い方が現在の土台になっている、と。
その後Nucleusで更に昇華していって、Movabletype5.xxあたりだと方言の違い以外はほぼ共通の組み方です。
後は、有償のCMSか無償のCMSか、といったところですね。
これは導入される企業の規定などもあるので、どちらを導入されるかは最終的にお客様の判断になります。

Movabletypeのメリット・デメリット

Movabletypeの場合は再構築という手間が発生するので、商品登録などで数千点のアイテム、とか考えるとサーバーへの負荷も一時的ではありますが検討する必要はあります。
また、モバイル系への対応が有償のプラグインで年次の更新が必要だったり、無償のプラグインは使い勝手が微妙だったりと、個人的にはあまり良い印象がありません。
ただ、カスタムフィールドを含め、モバイルへの対応をあまり意識する必要がない場合は非常にカスタマイズ性も高く、導入事例もおおい、安定して利用できるCMSとしては最強だと思います。

Nucleusのメリット・デメリット

Nucleusの場合、最終的にはPHPでコードを書いて直接DBから引っ張り出す、というのがデフォルトになってしまいました。
これではCMSを導入してメンテナンス性の向上やカスタマイズの利便性などへったくれもないので、そろそろ限界なのかなぁ、と。
あとは近年のスマートフォンや少し前のガラケーへの対応もちょっと辛い感じがあります。
ただし、レスポンスもよく、自分でガリガリコードを書いて、エントリーの仕組みだけ使いたい、という方には関数などもきちんと整理されて公開されているので、非常に有益なものだと思います。
今後もがっつりと複雑なものを作りこみたい場合はメインになり得ますね。

Wordpressのメリット・デメリット

Wordpressはやはりその利便性につきます。
殆どの機能をプラグインという形で提供でき、レスポンスも良い。
さらにスマートフォンガラケーへの対応といった具合に、時代の進化に合わせてしっかりと追随しています。
ネット上にも膨大な情報があり、不明なことがあれば検索すると多くの場合解決できます。
ただ多くの方が利用されている分、ごまかしが効かない(他所ではこんなことできてるのに!といったもの)、値段勝負になる可能性が高い、というのは製作者泣かせなところだと思います。

CMSはあくまでツールです。

データを入力するためのものなので、CMS有りきで仕事を受注したりなんでもかんでもCMSってのは賛成できません。
今も昔もCMSの話をするとそれだけで仕事を取ってこようとする代理店さんも多いですが、無駄です。
なぜ導入するのか、その目的と将来的にどのように活用していくのか、というロードマップを組み立てないと意味がりません。
また導入後のお客さんへのサポートなどもしっかりと考えておく必要があります。
CMSを導入したことでかえって更新頻度が下がったり、手間が増えた、となっては誰も得しないので。

最後に。。

どんなときでも「世間良し、買い手良し、売り手良し(作り手良し)」の「三方良し」の信念で、今年も前向きに仕事していきたいと思います。

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