iPadだけで50%ぐらいの仕事をこなすために必要なアプリたち。〜40歳からの仕事について〜
仕事の都合上どうしても制作をなくすことはできないので、60〜70%が限界かなぁとは思いますが、現状でも半分近くはiPadだけでもやり過ごせるようになってます。
画面も小さいし使いにくいんじゃないかと思われるかもしれませんが、以外に問題なくできてしまっています。
打ち合わせのメモ
まずはこのあたりから始めました。
それまでは持ち歩いているメモ帳やもらった資料の裏や端っこに書いていたものを、今はChatworkかOneNoteに記載しています。
Evernoteは仕事では使っておらず、OneNote派です。
タイプも手書きも簡単に混在できてしまうのが、大変捗りますね。
打ち合わせの最中にパパっとメモしてしまって、終わればChatworkなどへそのままアップするだけなので、早いし確実です。
必要があればそのままタスク登録することもあります。
ただメルマガの原稿などは標準のメモを使っています。
Macとそのまま同期が取れるので、メルマガ発行の際にはコピペで済むのがいいですね。
画像のスキャン
Scanner Proというアプリを使って、一気に取り込んでしまいます。
きれいに保存しなくてはいけないような書類ならまだしも、殆どの場合資料としておいておく程度なので、画質に拘るよりもスムーズに取り込める方を優先しました。
ページ数が少なければその場でスキャンして、打ち合わせ終了後返却します。
「いいですよ、持って帰ってくださって。」と言われますが、丁重に「取り込んで必要ないのでいりません。」とお伝えします。
資料の作成
Microsoftのアプリたちが大活躍しています。
Mac用にOffice 365を契約しているので、ログインすればフル機能で使えます。
この3つのアプリで資料を作成しておけばほぼ問題なくどんな環境でも開くことができます。
DropboxやOnedriveに保存すればそのままリンク先を送るだけで構わないので、iPadからでも簡単に送れますね。
個人で使用するだけであればApple純正のKeynote、Numbers、Pagesもお勧めです。
プレゼンでプロジェクターを使う場合はKeynoteが一番感じ良く資料が作れます。ただこれらのデータをPDFに返還するにあたっては別途アプリが必要になりますので、必要な方は導入してくださいね。
僕の場合はMacでCreativeCloudを契約しているので、Adobe Readerアプリを利用して変換することもありますが、それなりに使えます。
ワイヤーフレームを作成する時は
を使います。Illustratorのようなベクターデータで作成できるので、拡大縮小しても荒れないところがいいです。
スナップ機能もバッチリ効いているので、作図しやすいのがまた使い勝手の良さにつながっています。
そして資料として挟み込む画像は
から流用しています。プレゼンの段階で購入するわけにもいかないので、イメージを伝えるには十分な画像が大量に揃っています。
画像を加工する際にはSnapseedを使います。
色の補正や、ビンテージ風に加工するなどの処理は一番楽かもしれませんね。以前はPhotoshop Expressを使っていましたが、こっちのほうが使い勝手いいので変えました。
Photoshop Touchも使っていますが、今日本では入手できないんですかね?
本家ほどではないにしてもレイヤーも使えますし、人の顔をぼかしたり、電話番号や車のナンバーを目隠しするのにも十分使えます。
お客さんや外部ブレーンさんとのやりとり
Chatworkが中心です。
プロジェクト毎にグループを作成し、必要な情報はそこで全てやりとりします。個々のメンバーもグループ内でやりとりできるので、ディレクションをする際に、僕がいないと仕事が回らないという状況を防げますから、急ぎの用事があっても大丈夫。
Skypeも入れてますけど、打ち合わせのメモ取りながらの場合はiPadではなくiPhoneの方で使っていますね。
相手もiPhoneの場合はFacetimeを使うこともあります。
メールアプリにはInboxを使っており、Gmailベースの運用になっています。
ブラウザ版のInboxは使い勝手がもう一つだったので、通常のGmailに戻しました。
メールの定型分や送信前の宛先確認などが機能しないので、ちょっと不安がありまして。
ファイルの共有
Dropbox、Onedriveを中心に使っています。
主にGoodreaderからのアクセスが多いですが、Microsoft系のアプリからでもアクセスできるので便利ですね。
Dropboxはベーシックプランですが、キャンペーン等でコツコツ増やして7GB程ありますから、使わないファイルは削除するので、このぐらいで十分ですね。
最後に
他にもアイデア出しのMindnodeやFTPのTransmitなどもありますが、使用頻度は低めです。
プレゼンの時もiPadをプロジェクターにつないで、iPhoneでKeynoteをコントロールします。
こんな感じで企画や仕事の進捗管理、ディレクション業務などはiPadだけでも十分使えます。
Macの用に広々としたマルチディスプレイで使うわけでもなく、小さな画面なのでやりにくいかと思ったのでですが、かえって画面に集中できるので気にならなくなりました。
何も無理に使う必要はないんですけどね、ほとんど事務所にいるわけですから。
ただiPadだけでもある程度回せるようになれば、重たいノートパソコン持って歩かなくてもいいし、バッテリーも気にしなくていい、今までよりも身軽になれますね。
制作業務があるかぎり100%iPadにはできませんが、できる限りiPad比率を上げていけるように仕事したいと思います。