FAXを解約しました。無駄な紙ゴミはこの世から無くしたい。〜40歳からの仕事について〜
FAXを解約ってナンノコッチャ?と思われるかもしれませんが、結構長い間(7、8年ぐらいかな?)D-FAXという受信したFAXをメール配信してくれるサービスを利用していました。
以前古めの印刷会社さんとお仕事をしていた時に「校正内容をFAXします」といわれて、せいぜい10ページぐらいかなと思っていたら、受信が止まらずFAXが動かなくなってしまったことがありました。
慌てて電話してみると「全部で100ページ以上ある」「朱の入ったものもそうでないものも、面倒なのでまとめて送ってる」というアホなことをされてしまいまして、結局必要だったのは20ページもないぐらいで、ほとんどは無駄なものでした。
当然のことながら、そんな会社のお仕事は進捗もいい加減でいってることはコロコロ変わるし、それ以来丁重にお断りしてます。
そんなこともあって、紙で受信するのは紙代もバカにならないし、今のような複合機ではないのでインクリボン代もバカにならないためD-FAXに切り替えた、ということでした。
D-FAX|Faxをメールで受け取れるインターネットFaxサービス
ただ年に数回しかこないFAX(しかも殆どどうでもいい内容のもの)のために契約し続けるのも馬鹿げた話なので、この度無事(?)解約したわけですけどね。
今FAXを使う業種ってなんだろう?
どこも営業メールやDMは送ってきますが、FAXはほとんど送られてくることがなくなりましたね。
くだらない営業FAXのために受信する側は紙とインク(リボン)をムダにするわけですから、嫌われてしまっても仕方ありません。
送る側は1枚送るだけでいいのかもしれませんが、受信する側は見たくもないどうでもいい営業FAXを受信するわけですからね。
商工会議所なんかに登録してると簡単にFAX番号調べられますから、それで営業FAXを送ってくるというのは数年前までよくありました。
そういえば法人口座でみずほに開いているんですが、FAX番号は10桁しか認めませんといわれて、D-FAXの020-xxxx-xxxxという11桁の番号は使えませんでしたね。
他はどこでも使えたんですけど、面倒な話でしたね。
FAXは完全になくなったのか?
スキャンしてメール添付しても内容同じなんですが、契約上どうしてもFAXで送ってこいというものはたまにあります。
一応会社の電話はFAX付きなので、D-FAXがなくても送受信しようと思えば可能ですし、それでなくても711から送信できますからね。
ただ今のFAXは感熱紙ではなく普通紙FAXなので、適当な裏紙を使えばいいんですが、そもそも裏紙ってのがあまり事務所にないのでやっぱり無駄になってしまいますね。
先日も某所に書類を送る際「FAXで送ってくれ」といわれたので「メールでいいですか?」と伝えたら、担当の方が狼狽されてました。
「え?メール?あ、うん、メールにひっつけて送ってくるやつ?パソコンで開けるならそれでも。。」みたいな感じで、どんなところやねんと思いましたが、未だに請求書でもなんでも紙でという文化はどうにかして欲しいですね。
確かにハンコも何もついていない請求書送ってくる方には「ハンコぐらいついて送ってくれ」と伝えますが、別にスキャンして貼り付けて印刷すればいいだけですからね。
PDFだって編集できないようにセキュリティレベル変更して送ればいいわけですし。
仕事上発生する無駄な紙ゴミ
情報共有のために、打ち合わせの際資料として印刷されたものを配布されますが、あれが面倒くさい。
普段持ち歩いている鞄が小さいからA4の書類ですら折り曲げて持って帰る必要があるんですよ。
資料を当日になって配布するんじゃなくて、事前にPDFで送ってくれてたら、打ち合わせ行くまでの電車の中でざっと目を通してすぐに打ち合わせに入れるのに、何をもったいぶってるのかわからないけど当日紙で配布される。
配布する側としては、紙で配布するのは資料をちゃんと準備してますというアピールでもあるんでしょうけどね。
そういった資料に限って結構どうでもいい内容なんですけどね。
数社で打ち合わせになるとその紙ゴミだけで無駄に増えてしまうので、場合によってはその場でiPadでスキャンして資料を返すこともありますが、嫌な顔されることがたまにあります。
メモもiPad+Goodreaderで追記、編集できますし、ExcelやWord、PPTの書類であればiPadで普通に開いて編集できますから、元データがあるのならそっちをよこせってことです。
契約上必要な書類が発生してしまうのは仕方ありませんが、打ち合わせの紙の資料はほとんど無くせるはず。
高齢者だけが紙を崇拝してるのかと思ったらそうじゃなくて、紙の資料を出すことに意義があって、事前にPDFで送ってるから必要ないだろうと手ぶらで行くと怪訝な目で見られることがあります。
一体何のために事前にPDFで送ってるんだか。。
送った資料を印刷するか否かはお客さんにお任せしますが、僕はiPadに放り込むだけで印刷して持参することはありません。
印刷するのはここぞという時ぐらいですね。
最後に
なぜか日本では(?)紙で資料を提出するのが良しとされて、打ち合わせの度に無駄にたくさんの資料を配布されて、持ち帰って開くことがない資料ばかりがたまります。
打ち合わせの際も決まったことをiPadやiPhoneでChatworkにアップするだけなので、ますます紙のメモが必要なくなっていますし、ちょっとした図を書く時はOneNoteに書いているので、たくさんのペンを持ち歩くこともありません。
紙の資料を用意してその厚さが仕事の価値だとか意気込みだみたいな馬鹿げた考えはいい加減にしてほしいなと思います。
今話してることこんなたくさんページいらないでしょ?A4ペラ1で十分ですやんって。
要点だけをまとめてWordでA4一枚にして持って行っても、嫌がる人いますからね。
個人的には必要な項目がわかりやすく記されて、課題と解決策をパッと見てわかるほうがいいんですけどね、図示も最小限度で。
無駄な紙をなくすということはそれだけ効率よく仕事ができるということなので、企画書も打ち合わせの資料もできる限りA4一枚とか片手で収まる程度にしたいですね。