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現状を維持するままではジリ貧になることは解ってるんだけど、どうすれば良い方向に向かうことが出来るのか解らないとき。あなたならどうする?

今回のテーマはタイトルの通り

現状を維持するままではジリ貧になることは解ってるんだけど、どうすれば良い方向に向か うことが出来るのか解らないとき。あなたならどうする?

です。
このセリフは朝倉と長門が対決するときに、キョンにたいして朝倉が言い放った有名なセリフですね。
大阪はいま変に注目を浴びてしまっていますが、まさに上の状況なんだと思います。
大阪都構想SHARPの減資99%、といった具合に、なぜこのタイミングなんだろうと不思議な感はありますが。

勉強不足な僕の感想なので、言葉の足りないこともあるとおもいますが、自分なりに考えてみました。

現状維持でいいじゃん派

大阪都構想でも多くの人はこの考えだと思います。
まず「大阪都」にすることがどういうことなのか、どういったビジョンが展開されているのかノイズが多すぎてよくわからない。
逆に否決された場合(現以上維持)はどうなのか?
大阪都構想の問題点は反対派の人たちがたくさん論ってくれるのですが、その反対派の現状維持になった場合の大阪の課題点や、その解決策というのは今のところ見えません。
で、結局良くわからないし今のところ特に困っているわけでもないので現状維持でええやん、ってのが大筋かと。
反対派の多くは既存の既得権益者なんじゃないかと勘ぐっています。
あとはテレビやなんかで「大阪都構想、ダメ、ゼッタイ」という意見を流されまくっているので、それに影響受けて自分で考えることを放棄しちゃった人たちじゃないですかね?

大阪都構想賛成!派

多かれ少なかれ、大阪に対して希望を持っているんだと思います。
※橋下さんに、というわけではないと思う。
ただこれも新たな既得権益者となる人が騒いでいるだけ、と言った感が否めません。
そこで今回のテーマでもある

現状を維持するままではジリ貧になることは解ってるんだけど、どうすれば良い方向に向かうことが出来るのか解らないとき。あなたならどうする?

が登場するんですね。

朝倉は

とりあえず何でもいいから変えてみようと思うんじゃない?どうせ今のままでは何も変わらないんだし

と語り、さらに

でもね、上の方にいる人は頭が固くて、急な変化にはついていけないの。でも現場はそうもしてられない。手をつかねていたらどんどん良くないことになりそうだから。だったらもう現場の独断で強硬に変革を進めちゃってもいいわよね?

と続けます。
そして

何も変化しない観察対象に、あたしはもう飽き飽きしてるのね。だから……

あなたを殺して涼宮ハルヒの出方を見る

となり、バトルが展開されます。

賛成派の多くは急進派なので、考え方としては朝倉に近い、と。
大阪市民としても急激にこの話が盛り上がって、市民は置いてけぼりかよって感じてる人も多いと思います。
その上よくわからん電話がかかってきたりしてますからね。

個人的な感想

今となっては反対派も賛成派も感情論で騒いでるだけ、といった感じをうけます。
特に反対派の意見は大阪都構想のネガティブな部分だけをフォーカスして煽っている。
大阪都構想が否決された時、自分たちの描く大阪の未来のビジョンなんて何も語っていない、というのが僕が感じている所。
※これは僕が知らないだけかもしれませんが。
一方的に反対するのではなくて、もうちょっと自分達の描くビジョンをおりまぜながら、説明して欲しいですね。

賛成派の人たちは現状の大阪の欠点を上げながら、自分たちのビジョンを語ってくれてはいますが、それはやっぱり偏った意見の塊。
両者がもうちょっと冷静になって、市民に語りかける必要があるんじゃないのかなぁ、と感じます。

僕自身がお客さんの会社の課題を解決する際は、必ず複数の立場の方の意見を聞いて調整します。
そうるすと「へぇ〜、この人こんなことまで考えてたのか。」とか「この課題は現場の人にしかわからんな。」といった課題が出てきて、それをもとに話しあうとまた出てくる結果が変わることも多いです。

政治や宗教が絡むとヒートアップした一部の人達だけが盛り上がって、肝心の大多数が取り残され、結果巻き込まれるっていうのは過去の戦争なんかを見ていてもそんなもんですからね。

僕自身の意見としては大阪都構想賛成、ですがもう少ししっかりとした話し合い、それは感情論で激昂しあうのではなくて、冷静にお互いの状況を把握しながら理解し合うことが必要なんじゃないかと思います。
できないなら、なんでできないのかを詰める必要があるでしょ。

問題は二重行政がどうこうとか、将来の借金が、という話じゃなくて

現状を維持するままではジリ貧になることは解ってるんだけど、どうすれば良い方向に向かうことが出来るのか解らないとき。あなたならどうする?

なんですよ。

もうあとは年金もらって適当に暮らすだけの、未来のない老人たちの意見で、未来を作らなくてはいけない若者の生活が揺るがされてしまうのはいただけない。
議員や職員、御用学者たちの既得権のようなどうでもいい目先の利益じゃなくて、10年後30年後の大阪のビジョンを見せてくれないと市民だって困るわけですよ。
それもネガティブなことじゃなくてポジティブな未来の話をね。
ネガティブなことばかり論っている学者や議員はそうなってほしいのか?って思うぐらい嫌な感じです。
口に出したことは現実になりますから、気をつけましょうね。

最後に

ほとんどの大阪市民は、なんかよくわからん政治戦争に巻き込まれたと思ってるんじゃないでしょうか?
一番大切な20〜40代の若手の人達がもっと大阪都構想に関心を持ってくれないと、学者や議員たちが大騒ぎしている机上の空論だけではどうしようもないんじゃないか、ということです。
そういえば

事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ

という有名な台詞もありますね。

今回の件で奇しくも大阪は注目されました。
これだけでも大阪都構想を打ち上げた効果はあったんじゃないですかね?
そこにきてUSJ任天堂の話もあって、任天堂すごいタイミングでぶっこんでくるな、と感じました。

結果はどうあれ、市民はついていくしかないのですから、少しでもポジティブな意見と明るい未来の大阪を見せてほしいものです。

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