目標と目的を持つこと。
仕事においても生き方においても、最も大事だなぁ、と思うのが目標と目的を持つということ。
こういったものを持たずに行動するのは非情にもったいない、と思う今日この頃です。
目標はアップデートするもの
どんなことでも一度決めると必ずそのとおりやり遂げなきゃいけない、という感じに捉えてしまいますが、個人的には目標はあくまで標であって、必ずそこを通過する必要はないと思います。
「一度決めたら最後までやり遂げるべきだ!」なんてきくとどうしてもそのとおりに進まなくちゃいけない気もしますが、目的さえ見誤らなければ、目標は積極的にアップデートすべきだと思います。
というのも、目標なんてその時の考え方やタイミング、様々な条件のもとで変わってしまうことが多いからです。
例えば、登山をする時、予め計画(目標)を考えて、頂上(目的)を目指すわけですが、仲間が怪我をしたり、急な天候の変化によってコースを変えたり、持ち物を減らしたり様々なことが振りかかると思います。
ジョギングをしてもゴールは決めていますが、途中の体調や気温の変化によってペースを変えます。
全てにおいて、決めた道をそのとおりに通る必要はありません。
こう考えるだけでも随分と楽になるし、失敗する、という考え方にも陥りにくくなりますよね。
終わり良ければ、ではない
ただ目標をアップデートして、結果的にちゃんとゴールすればいいのか、というとそういうわけでもなく、1つ目標を変更したら先の目標も必要があればそれにあわせてしっかりと変更する。
過程を大事にしながらゴールへ向かう。
過程だけがいい、というのもダメだし、ゴールに辿り着くだけでもダメ。
すべてがきちんと回らないと意味がいない。
まずはゴール(目的)を考える
一体何のためにどこへ向かうのか、その結果どうなるのか。
そこから逆算して、柔軟に目標を考えていく。
こうすれば「ああなったから出来ない。」「こうだからできない。」といった弁解はできなくなります。
むしろ「これは出来ないけど、こっちらなどうだろう?」「それならこうすればいい。」といった前に進む考え方でしか答えられなくなってしまいます。
例えば、うちの場合、次のようなお客さんの仕事は原則お断りします。
- とにかく全部丸投げ
- とにかく安く
- 目的の見えない仕事
偉そうなこといってるな、と思われるかもしれませんが、そうでもしないと無駄な作業ばかりが増えてしまい、結果としてお互い不幸な事になってしまいかねません。
もちろんいきなり断ることはしません。
まずはお客さんの話を聞いて、その後こちらから提案します。
落とし所を見つけて、協力して頂けるようであれば別ですが、そうでない場合は「無理です。」と。
これは過去に自分が経験した結果からこういうやり方になっているので、間違えているとは思えません。
上の3つの条件の場合、ほとんどは結果として目的が何なのかわからなくなってしまいます。
ウェブサイトを立ち上げることそのものが目的になってしまい、それをどのように活用して、ビジネスにつなげていくのかは不明瞭なものになっています。
常に意識して目標を設定しよう。
出来ない目標を立てる必要はないと思いますが、少しだけ、目標は自分の手が届くか届かないか、ギリギリのところに置くのが楽しいと思います。
クリアできる目標はただのタスクです。
目標よりもずっと下。
そんなタスクに振り回されないので、自分の目標をしっかりもって行動したいものです。