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デザインやネットショップ、40歳から考えたい話題や趣味の話

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カラーミーショップさんの店長交流会に参加しました。〜ネットショップの運営と集客〜

先日はカラーミーショップさん主催の店長交流会に参加。
多くのカラーミー店長さんとお話できて、実りの多い交流会でしたね。

店長さんの憂鬱

多くのお店が、集客、デザイン、広告、写真などいろんな課題を抱えておられていたようですが、なかなかそれを相談できる人や場所がいないという孤独感もあったそうです。
よそのお店の店長さんはどうやって集客してるの?広告は?htmlも勉強しなくちゃいけないの?といったようなお話まで。
「店長は孤独だ」という話は度々聞きますが、ここまで深刻だということは想像もしていませんでした。

僕自身はお客さんのお店を作ることが多いので、当然お客さん(店長さん)からは、事あるごとに相談されますし、それがあたりまえだと思っていました。
ネットショップの運営について不明なことがあれば、お客さんに聞いてみたり、友人・知人に聞いてみたり。
こういったことが難しいのは、完全に一人でやってらっしゃる方で、どこに聞いたらいいのかわからないといった感じだったんですね。

写真の撮影・加工

これはまた事例も交えてブログにまとめようと思いますが、撮影についてもやはり難しいという意見を聞きましたし、カラーミーさんでもそういったコンテンツを用意しようというお話をされていましたね。

機材で言えば
一眼>ミラーレス>高級コンデジスマホ≧低価格コンデジ
の順番で画質が変わると思ってください。

重要なのはjpegだけではなく、RAWで撮影できるということです。
RAWの現像にはできればPhotoshopなんかのアプリを利用してもらいたいところですが、なければデジカメに付属のアプリでも現像できますし、機能的には十分です。

そして撮影する時間帯をある程度決めてしまうということも大事です。
照明を使う場合はそれほど意識する必要はありませんが、自然光のもとで撮影される場合は時間によっても色が大きく変わるので気をつけてください。

他にも撮影ブースの存在や、照明の当て方など、こういった話も盛り上がっていたようでしたね。

売れるお店のこだわりポイント

ざっと5つほどのポイントがあるようです。

  1. こまめな対応
  2. 手描きのメッセージ(領収書や納品書の名前だけでも手書きに)
  3. 伝える努力
  4. 利益率
  5. お店を続けること

これ当たり前やんって思われるかもしれませんが、多くのお店ではじめはできてたのに途中でやめてしまうことが多い項目もあるんですね。
特に手書きのメッセージは多くのお店で嫌がられます。

  • 書くのが大変
  • 最初はできても売れてきたらできなくなる
  • 字が汚いから嫌

といったことが主な理由なんですけどね。

でも印刷すれば済むものを「わざわざ」書いて届けてくれるお店、それだけでも信頼したくなりませんか?

最後に

夜の懇親会などと違ってお酒も入らないので、ちゃんと話ができますしね。
次回はもうちょっと懇親タイムを長めにとってほしいなぁ、と思いますが。
こういったセミナーは普段お会いできないような他店の店長さんとざっくばらんに色んなお話ができるのがいいですね。
カラーミーさんらしいというかペパボらしい、ゆるゆるで非常に有意義で楽しいイベントでした。

個人事業主、小規模事業者の契約に関する小話〜40歳からの仕事について〜

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先日の記事が以外にアクセスありました。
人の不幸は蜜の味、とも言いますから、こういった記事は人気なのかな?www.ppnr.co

そして、こんな言及もいただきました。moneyreport.hatenablog.com

契約まわりのお話ですが、凄くわかりやすくまとめられています。
これから事業を始めようと思われている方は、一度目を通したほうがいいのではないでしょうか?
僕自身は請負契約ばかりで、極稀に委託・委任契約があるぐらいかな?といったところです。

それにしてもこの契約関係、結構アバウトなんですよね、特にデザイン関係のところは。
もちろん、大きな案件やちゃんとしたクライアントさんの場合は契約書や発注書などを事前に取り交わしてもらえるのですが、そう多くはありません。
殆どの場合はメールで「発注依頼→見積もり送付→確認OK→制作」といった流れですからね。
今回は自分の経験も踏まえて、そのあたりまとめてみたいと思います。
あくまでデザインや制作に関するものなので、仕入れや派遣など他の業種業態では異なると思います。

本当にメールだけで大丈夫なの?

実際問題、紙により契約書で互いにサインを交わすようなことがなくても、メールのやり取りなども証拠としては十分機能するので、仕事を始める前にちゃんと取り決め事項をメールで交わします。

j-net21.smrj.go.jp
www.itmedia.co.jp

上記のサイトでも言及されていますし、僕自身が民事調停を行った際にもメールは証拠として取り扱われました。
調停委員や弁護士の方にも「当事者間でどういったやりとりがあったのか、客観的に、時系列で判断するためにも重要なものなので、メールは削除しないように」と言われました。

でも契約のことなんて書いてないけど。。

これは仕事を始める際の小技で、先輩のデザイナーさんから教わったんですが、仕事を受ける前に諸々の条件についてメールでまとめたものをお客さんに送ってもらいます。
打ち合わせの最後に「では、今回の件について、できるだけ早急に納期や納品物、金額、支払日など必要事項をまとめて送ってもらえますか?それをもって作業にとりかかります。」と付け加え、打ち合わせを終えます。
これは自分から送った場合「届いてない。知らない。」と言われる可能性を防ぐことと、お客さんから発注をいただかないと動けないですよ、ということの意思表示です。
ただお客さんによっては微妙な反応をしたり、面倒臭がる場合がありますので、その場合は空気を読んで「本日の内容を後ほどメールにてお送りしますので、確認後返信してもらえますか?それをもって作業にとりかかります。」とします。

いずれにしてもメールで「誰に、何を、いつまでに、どこへどのように納品して、誰から、いくらで、いつどのように支払ってもらえるのか」といった最低限の事をやりとりしておかないと、(最近はあまりいませんが)あやふやな話で進めるお客さんの仕事は、後になってもめることも多いので。。

契約を交わしても逃げられてしまう

先日の記事に書いた福祉関係のお客さんにもこの手でメールを送って作業にとりかかり、その後支払いなどの諸条件を再度紙の契約書でも互いにハンコをついていました。
それでも払わずにとんずらしています。
民事調停にも法的な執行力はあるんですが、相手に払う意志がなく、また財産を有しない場合徒労に終わります。
差し押さえる財産がなければどうしようもありませんし、そういったお客さんの債権者は自分だけではないので、他の方を見つけてやりとりするなんて面倒なことしてられない、と。
結局は泣き寝入りすることになってしまいますが、そこまで付き合ってる時間ももったいないですから、どこかで切り替えは必要だと思いますね。

僕自身もこの民事調停には半年程かかりましたが、結局取り戻したのは総額の1/10程度で、民事調停の労力を考えるとやらなかった方がいいくらいでした。

請負契約の場合先払いはダメなの?

言及いただいた先の記事では

で、やはり完成された結果に対して報酬を支払う、と。
仕事の完成に対して支払われるので後払い、と。

とありますが、原則ですし、うちの会社でも作業期間が2ヶ月以上で支払いが納品よりさらに1ヶ月あと(例:7/1開始なら入金が9末以降)になるような仕事であれば、最初の打ち合わせの際に1/2〜1/3は着手金としていただきます、という話を伝えます。
殆どの場合は「そりゃそうですよね。経理に伝えておきます。」といった具合で嫌な顔されることはありませんし、お客さんの方から話をしてくださることもあります。
着手金は無理な場合でも支払いのサイトを短くしてくれたり、納品より前に請求させてもらったりといった対応はしてもらえますので、それだけでも伝える価値はあります。

お客さんによってはぐだぐだと文句言って先に進まない場合もありますし、要件が途中で変わってしまうこともあるので、完成が大幅にズレこむこともあるんですね。
そういった場合は都度追加料金が発生し、了承を得てからの作業となるわけですが、途中で締めさせてもらう場合もあります。
なので、請負契約であろうと着手金はOKだと思いますし、僕自身も外注さんには先にいくらか支払うこともあります。
作業開始時点でお金が発生することと、責任感やお金がもらえないといった恐怖感から開放されるので、互いにとってプラスになりますからね。

ただし、孫請け・ひ孫受けあたりになるとこういった着手金といったものはもらえないことも多いです。
多くの場合「お客さんからの入金があって、そのあとうちの支払い条件だから。」ということで、下手すりゃ1ヶ月で終わった仕事でも入金が3ヶ月とか6ヶ月先なんてこともあります。
怖いですよね。。
うちの場合、直請けもしくは孫受けでも比較的大きな代理店さんとのやりとりなので、そこまで酷いのは最近ではほとんどありません。

最後に

結局契約にしても何にしても、互いの信頼の上に成り立っているものなので、どちらか一方に悪気があればカンタンにその信頼は崩れてしまいます。
多くの「ちゃんとしたお客さん」は契約云々についても、メールなり紙なりでやりとりがありますが、極稀にそういったものを面倒臭がるところとのやりとりは気をつけたほうがいいです。
支払い条件についても話を面倒臭がったり、こんなこといったら嫌がられるかなぁ、と尻込みせずに、自分の要求する条件をきちんと伝えたほうが結果的にお互いのためになります。

とはいえ、長年仕事させてもらっている会社や、友人からの以来だと結構なぁなぁで言い値でやってしまうことも多いんですけどね。
その辺はケースバイケースです。

結局は気持よく仕事できればいいんですけどね。

Perfumeじゃないけど個人で仕事を始めて15年なので、悲惨な出来事ベスト3をまとめたい〜40歳からの仕事について〜

https://instagram.com/p/505_avTL91/
とりまこの後の行動を考えるのと涼みがてら。暑い!

暑いっすね、大阪。
アイスコーヒーは少し飲む分にはいいんですけど、マクドのSサイズでも全部飲み切るのがしんどい。。
711の場合は事務所で牛乳入れてカフェオレにして飲んでます。

ところで、2000年から本格的に個人事業主として仕事を始めて、2010年から法人としてやってます。
その前からボチボチとやっていましたけど、ニートが仕事してるようなもんで年間の売上なんてアルバイト程度しかありませんでした。

で、今までにあった悲惨な出来事ベスト3をまとめたいと思います。

京都の人は怖い。。。

これは2000年より少し前の話なんですが、初めて京都の木屋町にできるバーのロゴデザインを、当時お世話になっていた事務所から依頼されました。
友人と必死になって考えて、とんでもない数のロゴを作り、最終的に1つに絞ったんですよね。
そのあと、ロゴ以外に名刺やフライヤーなども欲しいと言われて、作りました。
当時は駆け出しで仕事があるだけでもうれしくて、しかも必ず商店建築のような雑誌にものるようなお仕事だったので、それは張り切りましたよ。

ところが、フライヤーや名刺、いつまでたっても返事をもらえず、何度も連絡したにもかかわらず返事なし。
納期を過ぎた頃にようやく連絡がついて、納品とお金の話を始めた所「あんたら納期まもってないやん。なんで払わなあかんの?まぁ、◯◯さんの紹介やしうちも揉めたくないけど、あんたが遅れたんやから払う義務ないよな。」って、おい。。。

もうさすがに怒髪天モードですよ。

でもね、どれだけ話してもお前らが悪い、なんやったらもう払わんで、とかいいだす始末で。。
ブチ切れたまま「ロゴだけでも払えや!このことは◯◯さんにも伝えとくから、わかってるやろな。」と売り言葉に買い言葉でしたが「いや、わかった、ロゴのお金だけ払うわ。」と態度を急変。
「何を言われても◯◯さんにはこういうことがあったという事実は伝える。」といって電話キリましたけどね。

はじめから払うつもり無くて、連絡もよこさず、若いやつやしと舐めてかかってきたんでしょうねぇ。
紹介してくださった事務所のデザイナーさんは「ごめんなぁ。」いうて苦笑いしてましたけどね。
そのあと、大きなロゴデザインのお仕事を幾つか回してくださったので、このことは過去の経験の一つとなりました。

こちらも経験不足で正確な納期やお金の話を詰めていなかったところは問題ありですけどね。
どんな場合であっても、性善説ではなく、ちゃんと決まり事は確認しておきましょう、というお話でした。

ある日突然取引先が。。。

これは2000年の年末のお話です。
その年の夏ぐらいから取引を始めた会社があって、そこの社長とやけに気が合い、やたらと仕事をもらっていたんですね。
時はITバブルの時代、SOHOがブームとなっており、仕事だけはありました。
そして、秋ぐらいからその会社がサーバールームとして使っていたマンションの1室(メゾネットの1階部分)を借りることになり、事務所開設となりました。
仕事は営業しなくてもその会社がどんどん持ってくるし、しかもどうやってるのかわからないですが、なんだか大きめの案件ばかり。
ただその頃からちょっと支払いに関して送れることがあったんですよね。
それでも数日遅れでしっかりと振り込んでくれていたので、信頼していました。

そしてその年のクリスマスぐらいだったかなぁ。
スタッフの一人が結婚するということで、さすがに僕らは招待されてませんでしたが、会社のスタッフ(当時社員が4人とバイト1人だったかな?)が結婚式に参列し、当日会場から電話があって、電話越しでしたが「おめでとう!」みたいなこと話してました。

そして休み明けの、確かもう仕事納めかなという28日の朝だったと思います。
僕宛に一通のメールが。

「本年度を持って解散いたします。」

とだけ書かれていました。

混乱しましたが、すぐに社長に連絡をとってみると、電話もつながらず。
営業担当もつかまらない。
そうしているうちにサーバー管理の2人がやってきて「すぐ逃げろ、差し押さえられたりとばっちり食らうからはやくしろ!」と。

友人と2人であたふたしているとアルバイトの女の子がやってきて「社長がいないんです〜!電話も捕まらないし、どうしたらいいんですか〜!」と泣きながら。。

まぁ、そんなこと言われてもなぁということで、ひとまず自宅に戻り車をとって返して、引越し準備。
一時的に友人の家を事務所とし、残りの仕事を片付けることにしました。

女の子はその会社に就職するつもりの4年生だったんですが、あのあとどうしたのかなぁ。。

僕は当時外注さんにもいろいろお願いしていたのですが、その外注さんもそこの会社で紹介してもらった方がほとんどだったので、事情を説明すればすぐに理解してもらえたのは幸いでした。
ただ、一部の方はそれでもなんとかしてもらえないと困る、ということで僕が借金をして建て替えて支払いました。

その後営業の方には連絡がついたのですが、開口一番「事務所の家賃代を。。」ということなので、また怒髪天モードですよ。

まぁ、取引先が倒産するということを比較的早い段階で経験出来たのは、いい経験といえるんですかね?

いいことばかり言う人は信用出来ない。。。

2006年ごろかな?
ある取引先の担当者から連絡があって、その会社ではなく、その人個人の知り合いで福祉関係のコンサルやってる人がいるから紹介したい、と。
話を聞くと「たくさんの施設のコンサルやってて、その施設ごとのホームページを簡単に作れるシステムを構築したい。」というお話だったので、初期費用と月次のメンテナンス費用を見積もり、デザイン案や企画書とともに提出。
時間もかかる上に予算も大きかったので、事前に着手金として1/3を入金して欲しい旨を、契約時に交わし、お互いに了承した上で製作開始。

ところが、期日を過ぎても入金がない。
システム自体はある程度構築ができてきたけど、何度も打ち合わせして、システムも確認してもらってるのに入金がない。
2回目の支払い期日が来て、着手金も無いし、2回目の支払いもない。
この時点で「今月末までに支払いがなければ、開発を止める。」ということを先方に連絡。

その後も入金が無いため、全てのシステムを引き上げ、開発停止。
ただ途中までは仕上がっており、先方も確認していたため、仲介してくれた人にも何度も話したにもかかわらず、一切のアクションを起こさなかったため、最終的には民事調停へ。

結果としてはそれでも当時は払わず、契約も何もあったもんじゃない。
後になってなんの連絡もなしにいきなり口座にお金を振り込み「システム作ってくれ。」といいだしたので、封筒に入れてそのままお返ししました。

当時はとにかく良いことしか言わず、確かにシニア層をターゲットにしたビジネスは需要がありましたからね。
施設もバンバン建ってる頃で、調子が良かったんだと思いますが、年度の途中で法令が変わったかなんだかでうまくいかなくなり、結果として支払えなくなったということだそうです。

ただ他の人に聞いてみると、うち以外にもやらかしてるそうで、まぁそういう人なんだな、ってことでした。
ちなみに今でもコンサルとしてやってるそうですよ。

その他

他にも、取引先の社長から年末に連絡があり「ごめん、株主総会で社長クビにされたわ。来年の春には会社無くなる。」とか、説明のあったものと全く違うシステムとネットワークで構成されたイントラ、担当者ですらなんだかわからないそのイントラ内のサーバーにシステムを導入するお仕事、環境系の名簿リストをつくるお仕事で3日ほどで100万とか、事務所をシェアしてた会社の社長がうつで倒れて、また事務所を引っ越したりとか。。

今だからこそネタとして笑ってられますが、当時は必死でしたね。

こんなのが数年おきにやってきてたわけですが、よく今まで仕事を続けてきたもんだなぁ、と我が事ながら感心します。

最後に

契約書なんてあくまでも確認事項であって、本人に守る気がなければなんの意味もなしませんし、それをどうにかできるような法律もあってないようなもんです。
結局は我が身が自分で守るしかないんですよね。
社員がいるならそこまで考えて守らないといけない。

もちろん、まわりに相談できる人がいればそれに越したことはありません。
結局は社員やバイト、外注さんも含め、仲間が一番の財産なんだと、事が起こる度に気付かされます。

最低限会社が回せるだけのお金を蓄えておくことも大事ですが、近所付き合いもしっかりしましょうね、というのが僕がこれらの経験から得た教訓です。

みなさんはこんな目に合わないよう注意してくださいね!

iPadだけで50%ぐらいの仕事をこなすために必要なアプリたち。〜40歳からの仕事について〜

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仕事の都合上どうしても制作をなくすことはできないので、60〜70%が限界かなぁとは思いますが、現状でも半分近くはiPadだけでもやり過ごせるようになってます。
画面も小さいし使いにくいんじゃないかと思われるかもしれませんが、以外に問題なくできてしまっています。

打ち合わせのメモ

まずはこのあたりから始めました。
それまでは持ち歩いているメモ帳やもらった資料の裏や端っこに書いていたものを、今はChatworkかOneNoteに記載しています。
Evernoteは仕事では使っておらず、OneNote派です。
タイプも手書きも簡単に混在できてしまうのが、大変捗りますね。

Microsoft OneNote for iPhone

Microsoft OneNote for iPhone

打ち合わせの最中にパパっとメモしてしまって、終わればChatworkなどへそのままアップするだけなので、早いし確実です。
必要があればそのままタスク登録することもあります。

ただメルマガの原稿などは標準のメモを使っています。
Macとそのまま同期が取れるので、メルマガ発行の際にはコピペで済むのがいいですね。

画像のスキャン

Scanner Proというアプリを使って、一気に取り込んでしまいます。

Scanner Pro 6 by Readdle

Scanner Pro 6 by Readdle

  • Readdle
  • ビジネス
  • ¥360

きれいに保存しなくてはいけないような書類ならまだしも、殆どの場合資料としておいておく程度なので、画質に拘るよりもスムーズに取り込める方を優先しました。
ページ数が少なければその場でスキャンして、打ち合わせ終了後返却します。
「いいですよ、持って帰ってくださって。」と言われますが、丁重に「取り込んで必要ないのでいりません。」とお伝えします。

スキャン後のデータはOnenoteDropboxなどにアップして保管しています。

資料の作成

Microsoftのアプリたちが大活躍しています。
Mac用にOffice 365を契約しているので、ログインすればフル機能で使えます。

Microsoft Word

Microsoft Word

Microsoft Excel

Microsoft Excel

Microsoft PowerPoint

Microsoft PowerPoint

この3つのアプリで資料を作成しておけばほぼ問題なくどんな環境でも開くことができます。
DropboxやOnedriveに保存すればそのままリンク先を送るだけで構わないので、iPadからでも簡単に送れますね。

個人で使用するだけであればApple純正のKeynote、Numbers、Pagesもお勧めです。

Keynote

Keynote

  • Apple
  • 仕事効率化
  • ¥1,200
Numbers

Numbers

  • Apple
  • 仕事効率化
  • ¥1,200
Pages

Pages

  • Apple
  • 仕事効率化
  • ¥1,200
プレゼンでプロジェクターを使う場合はKeynoteが一番感じ良く資料が作れます。

ただこれらのデータをPDFに返還するにあたっては別途アプリが必要になりますので、必要な方は導入してくださいね。
僕の場合はMacでCreativeCloudを契約しているので、Adobe Readerアプリを利用して変換することもありますが、それなりに使えます。

Adobe Acrobat Reader

Adobe Acrobat Reader

ワイヤーフレームを作成する時は

iDraw

iDraw

  • Indeeo, Inc.
  • 仕事効率化
  • ¥1,080
を使います。
Illustratorのようなベクターデータで作成できるので、拡大縮小しても荒れないところがいいです。
スナップ機能もバッチリ効いているので、作図しやすいのがまた使い勝手の良さにつながっています。

そして資料として挟み込む画像は

Getty Images

Getty Images

  • Getty Images Inc.
  • 写真/ビデオ
  • 無料
から流用しています。
プレゼンの段階で購入するわけにもいかないので、イメージを伝えるには十分な画像が大量に揃っています。

画像を加工する際にはSnapseedを使います。

Snapseed

Snapseed

  • Google, Inc.
  • 写真/ビデオ
  • 無料
色の補正や、ビンテージ風に加工するなどの処理は一番楽かもしれませんね。
以前はPhotoshop Expressを使っていましたが、こっちのほうが使い勝手いいので変えました。

Photoshop Touchも使っていますが、今日本では入手できないんですかね?
本家ほどではないにしてもレイヤーも使えますし、人の顔をぼかしたり、電話番号や車のナンバーを目隠しするのにも十分使えます。

お客さんや外部ブレーンさんとのやりとり

Chatworkが中心です。

プロジェクト毎にグループを作成し、必要な情報はそこで全てやりとりします。
個々のメンバーもグループ内でやりとりできるので、ディレクションをする際に、僕がいないと仕事が回らないという状況を防げますから、急ぎの用事があっても大丈夫。

Skypeも入れてますけど、打ち合わせのメモ取りながらの場合はiPadではなくiPhoneの方で使っていますね。
相手もiPhoneの場合はFacetimeを使うこともあります。

メールアプリにはInboxを使っており、Gmailベースの運用になっています。
ブラウザ版のInboxは使い勝手がもう一つだったので、通常のGmailに戻しました。
メールの定型分や送信前の宛先確認などが機能しないので、ちょっと不安がありまして。

ファイルの共有

Dropbox、Onedriveを中心に使っています。
主にGoodreaderからのアクセスが多いですが、Microsoft系のアプリからでもアクセスできるので便利ですね。

GoodReader

GoodReader

  • Good.iWare Ltd.
  • 仕事効率化
  • ¥600
保存先をDropboxにすればそこからAdobe Readerへ送ってPDFに変換できます。
Dropboxはベーシックプランですが、キャンペーン等でコツコツ増やして7GB程ありますから、使わないファイルは削除するので、このぐらいで十分ですね。

他にもBOXを使いますが、こちらはMacからのアクセスが殆どでiPadではあまり利用していません。

最後に

他にもアイデア出しのMindnodeやFTPのTransmitなどもありますが、使用頻度は低めです。
プレゼンの時もiPadをプロジェクターにつないで、iPhoneKeynoteをコントロールします。

こんな感じで企画や仕事の進捗管理ディレクション業務などはiPadだけでも十分使えます。
Macの用に広々としたマルチディスプレイで使うわけでもなく、小さな画面なのでやりにくいかと思ったのでですが、かえって画面に集中できるので気にならなくなりました。
何も無理に使う必要はないんですけどね、ほとんど事務所にいるわけですから。 

ただiPadだけでもある程度回せるようになれば、重たいノートパソコン持って歩かなくてもいいし、バッテリーも気にしなくていい、今までよりも身軽になれますね。
制作業務があるかぎり100%iPadにはできませんが、できる限りiPad比率を上げていけるように仕事したいと思います。

FAXを解約しました。無駄な紙ゴミはこの世から無くしたい。〜40歳からの仕事について〜

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FAXを解約ってナンノコッチャ?と思われるかもしれませんが、結構長い間(7、8年ぐらいかな?)D-FAXという受信したFAXをメール配信してくれるサービスを利用していました。
以前古めの印刷会社さんとお仕事をしていた時に「校正内容をFAXします」といわれて、せいぜい10ページぐらいかなと思っていたら、受信が止まらずFAXが動かなくなってしまったことがありました。
慌てて電話してみると「全部で100ページ以上ある」「朱の入ったものもそうでないものも、面倒なのでまとめて送ってる」というアホなことをされてしまいまして、結局必要だったのは20ページもないぐらいで、ほとんどは無駄なものでした。
当然のことながら、そんな会社のお仕事は進捗もいい加減でいってることはコロコロ変わるし、それ以来丁重にお断りしてます。
そんなこともあって、紙で受信するのは紙代もバカにならないし、今のような複合機ではないのでインクリボン代もバカにならないためD-FAXに切り替えた、ということでした。
D-FAX|Faxをメールで受け取れるインターネットFaxサービス

ただ年に数回しかこないFAX(しかも殆どどうでもいい内容のもの)のために契約し続けるのも馬鹿げた話なので、この度無事(?)解約したわけですけどね。

今FAXを使う業種ってなんだろう?

どこも営業メールやDMは送ってきますが、FAXはほとんど送られてくることがなくなりましたね。
くだらない営業FAXのために受信する側は紙とインク(リボン)をムダにするわけですから、嫌われてしまっても仕方ありません。
送る側は1枚送るだけでいいのかもしれませんが、受信する側は見たくもないどうでもいい営業FAXを受信するわけですからね。
商工会議所なんかに登録してると簡単にFAX番号調べられますから、それで営業FAXを送ってくるというのは数年前までよくありました。

そういえば法人口座でみずほに開いているんですが、FAX番号は10桁しか認めませんといわれて、D-FAXの020-xxxx-xxxxという11桁の番号は使えませんでしたね。
他はどこでも使えたんですけど、面倒な話でしたね。

FAXは完全になくなったのか?

スキャンしてメール添付しても内容同じなんですが、契約上どうしてもFAXで送ってこいというものはたまにあります。
一応会社の電話はFAX付きなので、D-FAXがなくても送受信しようと思えば可能ですし、それでなくても711から送信できますからね。
ただ今のFAXは感熱紙ではなく普通紙FAXなので、適当な裏紙を使えばいいんですが、そもそも裏紙ってのがあまり事務所にないのでやっぱり無駄になってしまいますね。

先日も某所に書類を送る際「FAXで送ってくれ」といわれたので「メールでいいですか?」と伝えたら、担当の方が狼狽されてました。
「え?メール?あ、うん、メールにひっつけて送ってくるやつ?パソコンで開けるならそれでも。。」みたいな感じで、どんなところやねんと思いましたが、未だに請求書でもなんでも紙でという文化はどうにかして欲しいですね。

確かにハンコも何もついていない請求書送ってくる方には「ハンコぐらいついて送ってくれ」と伝えますが、別にスキャンして貼り付けて印刷すればいいだけですからね。
PDFだって編集できないようにセキュリティレベル変更して送ればいいわけですし。

仕事上発生する無駄な紙ゴミ

情報共有のために、打ち合わせの際資料として印刷されたものを配布されますが、あれが面倒くさい。
普段持ち歩いている鞄が小さいからA4の書類ですら折り曲げて持って帰る必要があるんですよ。
資料を当日になって配布するんじゃなくて、事前にPDFで送ってくれてたら、打ち合わせ行くまでの電車の中でざっと目を通してすぐに打ち合わせに入れるのに、何をもったいぶってるのかわからないけど当日紙で配布される。
配布する側としては、紙で配布するのは資料をちゃんと準備してますというアピールでもあるんでしょうけどね。
そういった資料に限って結構どうでもいい内容なんですけどね。

数社で打ち合わせになるとその紙ゴミだけで無駄に増えてしまうので、場合によってはその場でiPadでスキャンして資料を返すこともありますが、嫌な顔されることがたまにあります。
メモもiPad+Goodreaderで追記、編集できますし、ExcelやWord、PPTの書類であればiPadで普通に開いて編集できますから、元データがあるのならそっちをよこせってことです。

契約上必要な書類が発生してしまうのは仕方ありませんが、打ち合わせの紙の資料はほとんど無くせるはず。
高齢者だけが紙を崇拝してるのかと思ったらそうじゃなくて、紙の資料を出すことに意義があって、事前にPDFで送ってるから必要ないだろうと手ぶらで行くと怪訝な目で見られることがあります。
一体何のために事前にPDFで送ってるんだか。。

送った資料を印刷するか否かはお客さんにお任せしますが、僕はiPadに放り込むだけで印刷して持参することはありません。
印刷するのはここぞという時ぐらいですね。

最後に

なぜか日本では(?)紙で資料を提出するのが良しとされて、打ち合わせの度に無駄にたくさんの資料を配布されて、持ち帰って開くことがない資料ばかりがたまります。
打ち合わせの際も決まったことをiPadiPhoneでChatworkにアップするだけなので、ますます紙のメモが必要なくなっていますし、ちょっとした図を書く時はOneNoteに書いているので、たくさんのペンを持ち歩くこともありません。

紙の資料を用意してその厚さが仕事の価値だとか意気込みだみたいな馬鹿げた考えはいい加減にしてほしいなと思います。
今話してることこんなたくさんページいらないでしょ?A4ペラ1で十分ですやんって。

要点だけをまとめてWordでA4一枚にして持って行っても、嫌がる人いますからね。
個人的には必要な項目がわかりやすく記されて、課題と解決策をパッと見てわかるほうがいいんですけどね、図示も最小限度で。

無駄な紙をなくすということはそれだけ効率よく仕事ができるということなので、企画書も打ち合わせの資料もできる限りA4一枚とか片手で収まる程度にしたいですね。

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